岩手競馬の存在を知ってから四半世紀余り。
昔はオーロパークは「中央のG1を買いに行くための場所」であり、
岩手競馬は正直「あまり速くない馬の集まりのかけっこ」と思っていた。
しかし、齢40を越えて、地方に住んでいるのに現地観戦できる環境があることがありがたいと思うようになった。
この時代、すべての競馬場はネットで馬券が買える。
中継もYouTubeで見られる。
ただ、生で感じる魅力は確実にあるのだ。
しかし、中央のしかも重賞しかレースを見ない自分は
地方競馬を予想する能力がゼロに等しい。
出馬表を見たとき、みんなどうやって予想するの?
クラスがあるのは分かる、でも余裕で織り込み済みだよね。
あとは近走のタイム?
ただ、タイムは展開によって全く変わってくるし、当日の天気による馬場の差、通ったコースの砂の深さによって大きく変わることは知ってる。
そうなると専門誌の予想や厩舎コメントを鵜呑みにする、、、わけない。
もっと何かの指標を軸にして自分なりの予想を組み立てて戦いたい。
それでわちゃわちゃやるのが楽しいのである。
今まで指数好きじゃなかったけど、
中央の指数とか出してる人はどういう基準で出してるのだろう。
「指数」というものを作ろうとしたことは大いに尊敬できる。
実は3月の開幕からレースはちょこちょこ見てて
とある無料の予想サイトの指数を参考に同コース同距離の指数だけ重視して
距離の違う指数は軽視するという見方をしている。
これで当たることも外れることもあるわけだが、悪くないと思っている。
ここからわかることは自分は
同コースでの再現性、というか【このコース距離が得意】な馬を探している
水沢1300mと水沢1400mでは全く違うという考え方だ
この「とあるサイト」が無くなったら何も軸がない
また、この無料サイトの指数がどうやった根拠で出ているのかも知りたい
となると、【自分で指数を作りたい】ということなんだろう。
一方で、レースを見て考えたいという気持ちもなくはない。
「レースを回顧し分析する」とはどういうことなんだろう。
ペース、前(後ろ)がキツい、内外馬場の有利不利、砂をかぶってやる気をなくした、などか。
ただ、前に行く馬でハイペースが得意な馬もいるし(他馬に脚を使わせて、自身もそこまでタレない、スローで逃げてタメてもそれほど速い脚が使えないタイプ)、その逆も然りである(スローペースが得意な差し馬、アドバイヤコジーンがそのイメージ)
そう考えるとレースを見た上で「この馬の次走は!」という馬を手持ちでストックするようなことが向いているのかもしれない。
指数を見て、「この馬は60だから、いや、こっちは59か」とかやるより楽しそうだ
岩手競馬に詳しくなりたいという本来の趣旨にも合っている気がする
3月から開幕してまだ一ヶ月である、それをやってみようかな。